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LIXIL(リクシル)の浄水器とは?ナビッシュ・Greentapの違いを解説

LIXILの浄水器とは?ナビッシュとGreentapの違いを紹介するイラスト 浄水器
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「浄水器 リクシル」で検索しているあなたは、住宅設備メーカーとして知られるLIXIL(リクシル)が、どんな浄水器を作っているのか気になっているのではないでしょうか。

この記事では、LIXILの浄水器の特徴とラインナップ、購入前に知っておきたい注意点を解説します。カートリッジの選び方・交換方法についてはLIXIL(リクシル)浄水器のカートリッジ交換ガイドで詳しく解説しています。

LIXILはどんな会社か

5社統合で生まれた総合住宅設備メーカー

LIXILは、キッチン・浴室・トイレなどの水まわり設備から、窓・玄関ドア・エクステリアまで、住まい全般をカバーする国内有数の総合住宅設備メーカーです。

2011年に、トステム・INAX・新日軽・サンウエーブ工業・東洋エクステリアの5社が統合して発足した会社だからです。

浄水器単体を専門に作るメーカーではなく、水まわり設備全体を手がける会社の一事業として浄水器・浄水栓を展開している点が、他の浄水器専業ブランドとの大きな違いです。

「浄水器」という単体の家電を選ぶというよりも、「キッチン水栓をどれにするか」という住宅設備選びの一環として浄水機能付きの製品を検討する、という位置づけになる点も特徴です。新築・リフォームで水栓を選ぶ際に、浄水機能の有無をあわせて検討する方に向いています。

「水栓一体型」が強み

LIXILの浄水器は、蛇口(水栓)そのものに浄水機能を組み込んだ「水栓一体型」が中心になっています。

キッチン水栓を長年手がけてきたメーカーだからこそ、後付けの浄水器ではなく、水栓の設計段階から浄水カートリッジを内蔵する製品づくりができるためです。

カートリッジが水栓の内部や台座下に収まるため、据え置き型やポット型の浄水器のようにシンク周りにスペースを取られない点や、拭き掃除がしやすいすっきりしたデザインを実現しやすい点がメリットです。

LIXILの浄水器ラインナップ

ナビッシュ:タッチレス水栓だが浄水機能があるのは一部グレードだけ

「ナビッシュを買えば自動的に浄水器が使える」と思われがちですが、実はナビッシュには浄水機能が付いていないグレードもあります。

ナビッシュはセンサーに手をかざすだけで吐水・止水できるタッチレス水栓のシリーズ名であり、浄水機能の有無はグレードによって分かれているためです。

公式サイトによると、ハンズフリー・スタンダード・シンプルの各タイプの中で、名称に「(浄水器ビルトイン形)」と付くグレード(H6・A6・B6・乾電池式B6)のみが浄水機能を搭載しており、それ以外のグレード(H7・H5・A7・A5・B5・乾電池式B5など)には浄水機能がありません。浄水機能付きのB6タイプは137,000円、標準色のH6タイプは168,000円が税別・本体のみのメーカー希望小売価格の目安です(取付費・工事費は別途)。同じH6でもサテンブラックなど上位カラーは223,000円と価格が上がるため、カラーによる価格差にも注意しましょう。なお、これはあくまでメーカー希望小売価格であり、通販サイトなどの実勢価格はこれより数万円安く販売されていることも珍しくありません。ナビッシュを検討する際は、必ず商品名に「浄水器ビルトイン形」と明記されているかを確認しましょう。

浄水性能については、JIS S 3201が定める17項目に加えて、鉄(微粒子状)・アルミニウム(中性)・PFOS及びPFOA(有機フッ素化合物PFASの一種)の3物質を合わせた「17+3物質除去」に対応しており、浄水器協会の規格基準に基づく試験でPFOS・PFOAを80%以上除去できることが確認されています。

また、「今のシンプルな水栓はそのまま使いたいが、浄水専用の蛇口を別に増設したい」という場合には、浄水器専用水栓(JF-ND701)という選択肢もあります。既存の水栓を交換せずに、浄水専用の蛇口だけを追加したい方向けの製品です。

オールインワン浄水栓:浄水機能を一体化したシンプルな水栓

「タッチレスまでは不要だが、浄水機能付きの水栓に交換したい」という方には、オールインワン浄水栓というシリーズもあります。

蛇口の吐水部分(スパウト)にカートリッジを内蔵したシンプルな構造で、ナビッシュのようなタッチレス機能を省く分、価格を抑えられる設計になっているためです。

本体価格はメーカー希望小売価格で44,000円(税別、工事費別、最安のFNタイプの場合)からで、AJ・AP・FS・FN・壁付タイプなど複数のバリエーションがあります(価格帯は44,000円〜90,500円)。こちらも通販サイトでは実勢価格がこれより安いことがあります。LIXIL公式によると、「造粒微粉炭」という独自技術により活性炭の表面積を増やし、カートリッジの総ろ過水量(寿命)を旧世代品の2倍(ハイグレードタイプは約1.3倍)に伸ばしており、交換回数を減らせる点が特徴です。

Greentap(グリーンタップ):サントリーと協業したミネラル浄水栓

「ただ塩素を除去するだけでなく、ミネラル入りの水を蛇口から出したい」という方には、Greentap(グリーンタップ)という選択肢もあります。

Greentapは、LIXILとサントリー食品インターナショナルが協業して2024年3月に発売した新しいサービスで、水道水をろ過したうえでヤシ殻由来の植物ミネラルエキスを加え、蛇口から直接ミネラル入りの浄水(冷水・常温)を出せる点が他の製品と大きく異なるためです。

本体価格(税込・工事費込み)はカラーによって異なり、クロム色は冷水タイプ276,100円・常温タイプ221,100円、上位色のクールシルバーは冷水タイプ331,100円・常温タイプ276,100円です。交換用カートリッジとミネラルフィルターのセットは19,800円〜35,200円(税込)です。他のラインナップと比べて価格帯は高めですが、ペットボトルのミネラルウォーターを買い続けるコストや手間と比較して検討する製品といえます。

3ラインナップの比較早見表

ここまで紹介した3つのラインナップの違いを、価格帯と特徴で整理すると以下のようになります。

シリーズ本体価格の目安価格の条件特徴
ナビッシュ(浄水器ビルトイン形)137,000円〜223,000円税別・本体のみ、工事費別。カラーにより変動タッチレスで吐水・止水。浄水機能があるのはB6/A6/H6等の一部グレードのみ
オールインワン浄水栓44,000円〜90,500円税別・本体のみ、工事費別浄水機能を一体化したシンプルな水栓。タッチレスではない分、価格を抑えられる
Greentap(グリーンタップ)221,100円〜331,100円税込・工事費込み。カラーにより変動サントリー協業。塩素除去に加えミネラルを添加した水が出せる

価格は確認時点(2026年9月)のメーカー希望小売価格・公式購入ページ表示価格の一例です。税表示の方式(税別/税込)や工事費の有無、カラー・仕様によって条件が異なるほか、通販サイトの実勢価格はメーカー希望小売価格より数万円安いこともあるため、単純な金額の大小だけで比較せず、購入前に必ず公式サイトや複数の販売店で現行の価格・条件を確認してください。「とにかく費用を抑えたい」ならオールインワン浄水栓、「タッチレスの利便性も欲しい」ならナビッシュ(浄水器ビルトイン形)、「ミネラル入りの水にもこだわりたい」ならGreentapを軸に検討するとよいでしょう。

購入前に知っておきたいポイント

賃貸住宅でも導入できる?

LIXILの浄水器は、賃貸住宅では気軽に導入しにくい点に注意が必要です。

ナビッシュやオールインワン浄水栓は水栓本体を丸ごと交換する製品のため、原状回復が前提の賃貸物件では、大家さんや管理会社の許可なく設置することは基本的にできないためです。

賃貸住宅にお住まいで手軽に浄水器を試したい場合は、水栓交換が不要な蛇口直結型やポット型の浄水器のほうが導入のハードルは低いでしょう。マイホームのリフォーム・新築のタイミングで水栓ごと入れ替えたい方に、LIXILの浄水器は向いています。

「うるつや浄水」は飲み水用ではない

LIXILの製品を調べていると「うるつや浄水」という名前を見かけることがありますが、これはキッチンの浄水器とは別の製品です。

うるつや浄水は、浴室のシャワーに取り付けて残留塩素を低減する「浴室用シャワー浄水器」であり、飲み水を作るための製品ではないためです。

肌や髪への刺激を減らす目的で使われる製品のため、「浄水器 リクシル」で飲み水用の製品を探している場合は、ここまで紹介したナビッシュ・オールインワン浄水栓・Greentapのいずれかを検討するとよいでしょう。

保証期間はどれくらい?

本体価格が数万円〜数十万円と決して安くないため、保証期間がどれくらいあるのか気になる方も多いでしょう。

LIXIL公式サイトによると、水栓製品の標準保証期間は取付けの日から2年間です。

これに加えて、「リクシルオーナーズクラブ」に製品登録すると、標準の2年保証が無料で1年延長され3年になる制度があります。さらに有料で申し込める「LIXIL長期保証サービス」では、対象製品に限り5年・10年といった長期保証への加入も可能です。ただし、このLIXIL長期保証サービスはGreentap(ミネラル浄水栓)を対象外としているため、Greentapを検討している場合は標準保証(2年)と無料延長(3年)の範囲で考えておく必要があります。長期保証サービスの申込期限は引渡日・購入日から6か月以内のため、購入後は早めに製品登録をしておくと安心です。

よくある質問

ナビッシュを買ったのに浄水機能が付いていませんでした。なぜですか?

ナビッシュは同じシリーズ内でも複数のグレードがあり、浄水機能が搭載されているのは商品名に「(浄水器ビルトイン形)」と明記されたグレード(H6・A6・B6・乾電池式B6)のみです。購入前に商品名や仕様をよく確認しましょう。

LIXILの浄水器は賃貸でも使えますか?

水栓ごと交換するタイプが中心のため、賃貸住宅では大家さんや管理会社の許可が必要です。無断での水栓交換は避け、手軽に始めたい場合は蛇口直結型など後付けできる浄水器を検討しましょう。

カートリッジはどこで買えますか?型番が分かりません

LIXIL公式通販サイトで型番から検索できるほか、水栓の情報から適合カートリッジを探すこともできます。詳しくはLIXIL(リクシル)浄水器のカートリッジ交換ガイドで解説しています。

Greentapは他のLIXIL浄水器と何が違いますか?

Greentapは塩素などを除去するだけでなく、サントリー由来のミネラルを加えた水を出せる点が大きな違いです。その分、本体価格は他のシリーズより高めに設定されています。

設置には工事が必要ですか?自分で取り付けられますか?

ナビッシュやオールインワン浄水栓、Greentapはいずれも水栓本体ごと交換する製品のため、既存の水栓を取り外して新しい水栓を配管に接続する工事が必要です。

DIYの知識・経験がある方でも、給水・給湯管との接続作業は水漏れのリスクを伴うため、LIXILの正規取扱店や水道工事業者に依頼するのが基本です。LIXILのオンラインショップでは、水栓本体と取付工事をセットにした商品も用意されているため、自分で工事業者を探す手間を省きたい場合はそうしたセット商品を利用する方法もあります。

まとめ:水栓ごと選ぶLIXILの浄水器

この記事では、住宅設備メーカーLIXILが展開する浄水器のラインナップと、購入前に知っておきたいポイントを解説しました。

LIXILの浄水器は、タッチレス水栓「ナビッシュ」、シンプルな「オールインワン浄水栓」、ミネラル入り浄水が出せる「Greentap」の3つが主なラインナップです。ナビッシュは浄水機能付きのグレードが限られているため、商品名をよく確認してから選びましょう。

水栓そのものを交換するタイプが中心のため、マイホームのリフォームや新築のタイミングで導入を検討するのに向いています。カートリッジの選び方・交換方法は別記事もあわせて参考にしてください。

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